独立した先輩の声

平野 良輔 さん(2009年2月~2014年3月在籍)
私は、大学生の頃に初めてアルバイトをしたのが居酒屋さんでした。初めは、居酒屋での仕事が苦痛だったのですが、続けていくうちに仕事仲間やお客様とのコミュニケーションが楽しく、飲食の世界に惹かれていきました。その頃は、バイトばかりで大学にはほぼ行っておらず、最終的に留年し、飲食の世界への入社を選びました。

バイトしていた居酒屋ではステーキチェーンを経営しており、入社後はその店舗の社員として働き始めました。東京エリアのSVとして経験を積み、繁盛店のオペレーションをしたり、FCの不採算店舗の再生と直営化などをしました。

私がSVになった頃に、会社の舵取りが大きく変わるといった転機がありました。特に経営方針に不満はありませんでしたが、「いつかは飲食店経営をしたい。でも、経営はオペレーションや業態だけでは成立できない。お金の事をしっかり理解して一人前の経営者になりたい。」と思い、私は経営支援や経営コンサルティングをしている上田社長が経営するBOSパートナーズの門を叩きました。

当時、入社希望者が多く、かなりの倍率だったようですが、運が良く大学を中退しているような私を採用して頂けました。

BOSでは上田社長の直属の部下という形で、ある時は本社勤務し、ある時は現場で店長をしながらマネジャー業務を行い、とにかく成果を出すように夢中で働きました。

上田社長がおっしゃることのなかに、「店長は経営者だ」という言葉があります。私も経験を通じて本当にそう思います、「完璧な店長ができれば、経営ができる」と。経営は売上を最大化する施策を実行し、費用を最小化する知恵を出すこと、お店も一緒です。すぐには上手くいかないから、何度も考えては実行して、それを繰り返します。

私は、No.2のマネジャーとして働きましたが、一番大事なのは、まずは己が結果を出す事、そして、結果を出し続けることだと感じました。
ちょっと上手くいったからといって休むのではなく、さらに上手い方法を考えなければいけません。

これを学んだ私は2014年3月にBOSを卒業し、2014年6月に創業しました。まだ2店舗しかないものの、黒字で順調に経営させて頂いております。ですが、まだまだ階段を登り始めたばかりです。

日本はもちろん、海外の方も含め、多くの方に楽しい食事の空間が提供したい、そして当社にかかわる全ての方に笑顔なって頂けるようなそんな会社にしていきたいと思います。